
費用や期間は?
実際どんなことをするの?
この様な疑問に10年以上インストラクターをしている私がお答えします。
この記事を読むとスキューバダイビングの最初に取得するライセンス(Cカード)の種類から費用、必要日数、講習内容までが解ります。
この記事を読むとスキューバダイビングのライセンスをまだ持ってない方もライセンス取得の流れや疑問が解ります。
結論から言いますと最初に取得するライセンス(Cカード)はオープンウォーターダイバー(OW)で3~4日間で取得できます。
では見ていきましょう。
目次
スキューバダイビングの団体について
国内・海外ともに有名な指導団体にはPADI(パディ)、NAUI(ナウイ)、SDI(エスディーアイ)、SSI(エスエスアイ)、BSAC(ビーエスアーシー)、CMAS(クマス)などがあります。現在、日本だけでも30以上のダイビング指導団体があります。
中でもPADI(パディ)、NAUI(ナウイ)、SSI(エスエスアイ)、BSAC(ビーエスアーシー)、CMAS(クマス)のいずれかの団体のライセンス(Cカード)を取得すれば困る事は無いでしょう。
それ以外の団体については知名度が低く、海外などで通用しない場合も有りますのでおすすめしません。
上で紹介した団体で有れば簡単にクロスオーバー(ライセンスの移管)が出来ますので心配は無いでしょう。
この記事では世界シェア1位のPADIのライセンス(Cカード)について解説します。
Cカードって何?
一般的にライセンスの事をCカードと呼びます。
CカードとはCertification Card(サーティフィケーションカード)つまり認定証のことです。
このCカードはレクリエーション・スクーバダイビングに関して定められた知識と技術(指導基準)を、ある特定の時期に、ある特定の場所で、習得したことを証明するものです。
また、このCカードには「オープン・ウォーター・ダイバー」などのダイバーのランクや「スペシャルティ・ダイバー」など色々なダイビングを楽しむテクニックを学ぶ種類のものがあります。
Cカードは、取得した時点から将来に渡って知識や技術を保証しているものではありません。しばらくダイビングをしていないと、技術(スキル)は低下し、知識も忘れてしまうものが出てきます。そのため、前回のダイビングから期間が空いてしまった場合には、以前に習ったスキルや知識を思い出すための「リフレッシュコース」受講が強く推奨されています。
出典:PADI
オープンウォーターダイバー(OW)
最初に取得するライセンスはオープンウォーターダイバー(OW)です。
オープンウォーターダイバー(OW)とは?
ライセンスが発行されると以下の様な環境でダイビングできる様になります。
詳しく見ていきましょう。
①昼間の、比較的穏やかな水域で、バディ(一緒に潜るパートナー)と共にダイビングする。
オープンウォーターダイバーは夜のダイビング(ナイトダイビング)の講習がないのでは出来ません。
ダイビングスキルも未熟ですので外洋の荒れた海や流れの速いダイブサイトでは潜れません。
全てのレクリエーション・スクーバダイビング(ファンダイブ)は1人では潜らず2人以上のバディと呼ばれるグループで潜らなければいけません。
レクリエーション・スクーバダイビング(ファンダイブ)とはライセンス取得済みの方が行う遊びのダイビングです。
②水深は18mまでの範囲で、なおかつ減圧停止をする必要のない範囲。
オープンウォーターダイバーは最大水深18メートルまでしか潜れません。
浮力調整の技術が未熟なので一般的には海底が18メートルより浅い海域で潜ります。
③頭上に障害物が無く直接水面まで出られる環境。
オープンウォーターダイバーは水中洞窟や沈船の中などの頭上が塞がった所でのダイビングは出来ません。
オープンウォーターダイバーの講習内容
オープンウォーターダイバー講習で実際どんな事をするのかを見ていきましょう。
講習の内容は以下の3本建てです。
①知識の開発
②限定水域ダイブ
③
①知識の開発(学科講習)
知識の開発(学科講習)は、ダイビングに必要な知識を身につける為に行います。
●ダイビング器材の選び方や使用前の準備、お手入れの方法。
●水中で快適にダイビングを楽しむための自然環境や生物に関する情報 。
●水中で困ったり問題が起きないようにするための安全ルール 。
●コース修了後の楽しみ方やステップ・アップについてプラン作り
を学んだうえで60問の試験に回答し正解率75%以上で合格となります。
学科の時間が取れない方は事前にご自宅などでインターネットを使って知識を勉強することが出来ます。
この場合の試験は25問で行われます。
②限定水域ダイブ
限定水域はプールなどを使い最初は足が付く水深、慣れると2~3メートルの水深で下記を学びます。
●ダイビングを楽しむときに必ず使う基本的なテクニック
●水中で困ったり問題が起きないようにするための安全テクニック
●万が一何か問題が起きた時に備えた確実な対処テクニックなどのスキルを習得します。
③オープンウォーター
オープンウォーターは実際に海に出て下記を学びます。
●プールや知識開発で身につけたことを実際に海で使ってダイビングを行う。
●スキルや安全ルールに慣れ、ダイビングの基礎を完成させる。
オープンウォーターダイバーライセンス(Cカード)取得に掛かる費用と期間
ライセンス(Cカード)取得に掛かる費用や期間を見ていきましょう。
ライセンス(Cカード)取得に掛かる費用
ライセンス取得に掛かる費用はダイビングショップや潜り方(ビーチから歩いて海に入るのか、ボートでポイントまで行くのか)などによって価格は変わってきます。
また、その費用の中に器材レンタル料やダイブサイトまでの交通費が含まれているのかなど条件もまちまちです。
一般的な料金は3万円から6万円です。
安い所は器材レンタル料が含まれていなかったりあとで別料金が掛かったりすることが有るので事前に何が含まれて何が別料金なのかしっかり確認しましょう。
最初にダイビング器材を購入しなければ講習を受けれないというような悪質なダイビングショップも有るのでその様なダイビングショップの利用は辞めましょう。
私が最初に買ってもいいと思う器材はマスクとフィン位です。ほかの器材は高額になるのでダイビングに慣れてから購入検討しましょう。
マスクとフィンの購入を検討される方はこの記事をご覧ください。
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ライセンス(Cカード)取得に掛かる期間
オープンウォーターダイバーライセンス取得に掛かる期間は2日~4日間
事前にインターネットで学科講習を終わらせておくと最短2日間でライセンス取得出来ます。
学科講習も含めダイビングショップに全てお任せする場合は3日間で取得できますが講習開始時間などが遅いと4日間かかる場合も有ります。
最初のライセンス取得におすすめのダイビングショップ
私がおすすめするダイビングショップを紹介します。
アクアギフトのメリット
講習料・レンタル器材・交通費など全部込みで29800円と安い
関東でトップクラスの5400人以上の認定数なので実績十分
1人でも参加可能
女性インストラクターも5人以上在籍しているので女性も安心
アクアギフトのデメリット
横浜と池袋しか店舗がない為、関東の方以外は通えない
Cカードの発行団代がBSAC(ビーエスアーシー)
デメリットの団体がPADIではない事はいつでもPADIに移管出来るので問題なし。
すいません、関東の方以外は実質通えない思うので他の地域の方は時間が取れる時が有ればご検討ください。
関東の方は是非無料説明会へ参加してください。
更に凄いのがこの料金で今ならイルカと泳げちゃいます!!
説明会は無料なので興味のある方は説明会だけでも参加しましょう!!
まとめ
オープンウォーターダイバーライセンスの講習内容は学科・プール・海洋の3段階
費用は3~6万円
期間は最短2日~4日間
関東の方はおすすめショップ有り
良きダイビングライフを!!