
どんなビザが要るの?
そのビザの申請方法は?
この記事ではその様なタイのビザについての疑問にタイ居住歴10年以上の私がお答えします。
この記事を読むことでタイへの移住・長期滞在に必要なビザの種類、申請方法、注意事項が解ります。
結論を先に申し上げるとタイへの移住・長期滞在に必要なビザの種類は2種類です。
それではビザの種類からか見ていきましょう。
目次
タイ移住、長期滞在に必要なビザの種類
この記事では移住・長期滞在に必要なビザをまとめています。
最大90日滞在可能な観光ビザの情報は含んでいません。
タイへ移住または長期滞在するために必要なビザは大きく分けて2種類。
ノンイミグラントビザ
タイ長期滞在に必要な一般的なビザであるノンイミグラントビザについてご説明します。
ノンイミグラント(Non-Immigrant)とは、非永住という意味です。
当然、永住ビザも有りますが永住ビザはノンイミグラントビザを取得後に色々な条件をクリアして初めて取得できるビザです。
この記事ではタイの永住ビザは除いて紹介します。
ノンイミグラントビザは3種類有ります。
ノンイミグラントEビザ
ノンイミグラントBビザはタイで就職・就労したい人に必要なビザです。
滞在可能期間は90日でタイのイミグレーション(入国管理を行うところ)で延長できます。
ビザの有効期間は3か月です。
ノンイミグラントOビザ(通称:ロングステイビザ)
ノンイミグラントOビザは50歳以上のタイで就労せずに暮らせる財政基盤のある方でタイに移住・長期滞在に必要なビザです。
滞在可能期間は90日で期限内に延長申請で1年間
ビザの有効期間は90日の後1年
ノンイミグラントEDビザ
ノンイミグラントEDビザはタイで就学・留学したい人に必要なビザです。
滞在可能期間は90日
ビザの有効期間は3か月です。(大学の場合は1年)
タイランドエリートビザ
50歳未満で資産が有りタイで働く予定がない人が取れるビザです。
簡単に言うと5年マルチプルビザ(最長20年)が取得でき、
タイ国内でVIP待遇が受けられるメンバーシップ制度です。
滞在可能期間は1年間。1年ごとの延長で最大5年間。
ビザの有効期間は5年です。
移住に必要なビザ
移住に必要なビザはノンイミグラントビザかタイランドエリートビザの2種類だけです。
ノンイミグラントビザの最後に付くアルファベッドで必要なビザの種類が解ります。
BはBusines(仕事)
EDはEducation(教育)
OはOthers(その他)
仕事か留学かそれ以外の3種類なので自分に必要なビザがどれかすぐに解りますね。
タイランドエリートビザは資産家のためのビザで
7種類のタイプが有り必要な金額や、付いてくる特典が異なります。
詳しくはこちらのホームページを参照してください。
タイで働く為の就労ビザ
タイで働くことのできるビザはノンイミグラントBビザだけです。
更に実際にタイで働くにはワークパーミッド(労働許可書)も必要です。
タイのビザ申請方法
各ビザの申請方法と必要書類をまとめました。
ノンイミグラントBは日本のタイ領事館、タイ周辺国のタイ領事館で申請します。
必要書類は
- パスポート(有効期限が6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白部分が2ページ以上あるもの)
- 申請書
- 写真 縦4.5cm x 横3.5cm 1枚 申請書に貼付(申請場所によっては2枚)
- 英文招聘状(インビテーションレター、発行から3か月以内のもの)
- 英文会社推薦状(レコメンデーションレター、発行から3か月以内のもの)
- 英文経歴書
- 登記簿謄本(原本、発行から6か月以内のもの)
- 航空券(eチケット)または、フライト予約確認書コピー
現地採用などで日本側での所属がない場合
- 身元元保証書(Guarantee Letter)
- 身元保証人のパスポートコピー
- 現地会社発行の雇用契約書(原本)
- 最終学歴の英文卒業証明書(原本)、または、最終雇用先からの在職・退職証明書(原本)
ノンイミグラントEDは日本のタイ領事館、タイ周辺国のタイ領事館で申請します。
必要書類は
- パスポート(有効期限が6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白部分が2ページ以上あるもの)
- 申請書
- 写真 縦4.5cm x 横3.5cm 1枚 申請書に貼付(申請場所によっては2枚)
- 入学許可書/招聘状原本(発行から3か月以内のもの)
- 英文経歴書
- 日本の教育機関の推薦状、または、身元保証書原本と保証人の署名入りの旅券または運転免許書のコピー(日本のみ)
- 私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状
- 銀行残高証明書
- 学校発行 レッスンスケジュール
- 授業料の領収書
- 語学を勉強する目的を英文で記入した手紙
- アパートの契約書/タイの住居を証明する書類
- 航空券(eチケット)または、フライト予約確認書コピー
ノンイミグラントOビザはタイ入国管理局で申請します。
必要書類は
- パスポートと全ページコピー(全ページにサインが必要)
- 写真 縦4.5cm x 横3.5cm 1枚 申請書に貼付
- 申請書/ Application for Change of Visa TM87(査証免除からの申請用)または、TM86(観光査証からの切替申請用)
- 健康診断書(タイの病院のもの)
- 英文金融証明または英文年金証明
- タイの銀行への80万バーツ以上の送金記録証明
タイランドエリートビザの申請はメンバーサポートへの電話かEメール
必要書類は
・入会申請書
・パスポートの写し
・顔写真
タイのビザはエージェントを使おう
ご覧いただいた通り、必要書類をチェックしながら個人で集めたり、
個人で申請するのは非常に難しいです。
必要書類に不備が有れば何度も申請場所に通う時間がかかるので
無理をせずエージェントに任せましょう。
ノンイミグラントOビザは日本で必要書類を入手して、タイに来てからタイの日本人の経営するビザ・エージェンシーに。
ノンイミグラントEDビザは就学する学校へ。
ノンイミグラントBビザは就業する会社へ任せましょう。
ノンイミグラントBビザはエージェントを利用しても手数料も掛からないので積極的に利用しましょう。
エージェントは
JAC Recruitment
外資系の転職ならアージスジャパン
がおすすめです。
複雑な申請や手続きも完全無料で行ってくれるため安心です。
勿論、入会費なども一切かかりませんので無料登録して解らない事はどんどん聞いてみましょう。
タイでの仕事探しはこちらの記事をご覧ください。
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タイのビザ申請時の注意事項
タイはビザ申請の条件が頻繁に変わります。
ビザを申請するときは必ず最新の情報を見て下さい。
また申請書類がそろってもパスポートの有効期限が足りないケースが良く有ります。
事前にパスポートの有効期限を必ずチェックしましょう。
まとめ
タイへの移住、長期滞在に必要なビザは2種類
目的により必要なビザが決まります。
就労するには必ずノンイミグラントBビザが必要です。
ビザの申請は無理せずエージェントを利用しましょう。
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